ロシア語が翻訳できることを目標にロシア語を勉強する場合、どのような勉強法を考えますか?ロシア語講座に通ったり、本で勉強したり、テレビのロシア語講座を観たり、と様々な方法があるかと思います。しかしただでさえ難しそうなロシア語の勉強を、このような真面目一本やりの勉強では肩がこってしまいそうです。そこで一風変わった方法でロシア語に取組んでみてはどうでしょうか。
ロシアではロシア語に翻訳された日本のマンガや物語等が一部あるようです。探してみると、マンガ世代にはなじみがあると思われる「らんま1/2」や、子供の頃に聞き覚えがある「大きなかぶ」等がありました。モスクワには意外と日本のアニメのファンもいるようです。
ロシア語が少し理解できてきたらこのような本を読んでみると、原作は日本のものなので、ある程度場面ごとの話の筋はわかると思います。こういった場面ではロシアではこんな言葉を使うんだというように意識して読むと、単語等結構勉強になるのではないでしょうか。馴染みのあるものから入って、少しずつ短編や長編へとレベルをあげていけば、翻訳の勉強もしやすいのではと思います。
海外でも大ヒットした日本のマンガといえば「キャンディキャンディ」や「ドラゴンボール」が有名です。同じ様に、日本のマンガがドイツで翻訳されて販売されているのをご存知でしょうか。
ドイツではマンガは「Manga」と表現され、大型書店に行くと見覚えのあるコミックがたくさん並んでおり、ドイツ語に翻訳され販売されています。日本のマンガはドイツのコミック市場の8割を占め、驚くことに欧米のコミックの売上を上回るブームというのです。
中でも特に人気のあるマンガは「ドラゴンボール」「セーラームーン」で、その他にも「らんま1/2」や「犬夜叉」「ワンピース」等も人気が高いとのことです。日本でもファンの多い「キャプテン翼」も人気があるらしいのですが、ドイツ語に翻訳されると結構面白い事になるみたいです。
「キャプテン翼」はストーリー中に多くの擬音が出てきますが、この擬音もきちんとドイツ語に翻訳(?)されて差替えられています。例をあげてみますと、物をつかむ時の「ギュッ」とか「グッ」は「パク」、足音の「コツコツ」は「タップタップ」となるそうです。緊張した場面で「パク」と出てきたら、気が抜けてしまう感じがします。
近年では翻訳家が世界中で常に不足している事態に陥っている状況があるようです。それはどうしてなのでしょうか?
翻訳と一言でいっても、世界中にたくさんある言語の数だけ、その言語を理解し自在に操ることが出来る翻訳家が必要になります。さらに翻訳業界というのは技術翻訳や映像翻訳等、いくつもの分野に分かれており、各々の分野での専門知識も必要になります。つまり各国の言語ごと、分野ごとに翻訳家が必要という事になり、一人が多国語に対応できたとしても相当な数の翻訳家が必要という事になります。
中でも特に慢性的な人材不足に悩んでいるのは特許専門の特許翻訳らしく、その為の翻訳の専門講座は人気が高いとのことです。特許翻訳の分野がどうして人手不足かというと、近年の急速なIT化により情報技術等の分野が成長し、それによる特許の出願数の激増が理由のようです。この背景には、特許を取得する事によりその企業の利益が保護されるというこの業界で共通の仕組みがあるのではないでしょうか。
このような事から特許翻訳の分野での翻訳家不足と、特許翻訳を志す翻訳講座の需要が伸びているようです。翻訳家を目指し、どの分野の翻訳講座を学ぶか検討している方には、特許翻訳の講座がオススメかもしれません。
翻訳小説を読んだ事はありますか。以前の翻訳小説は直訳のようなものが結構多かったらしく、読んでいてもちょっとわかりにくかったり、入り込めなかったりしたようです。しかし現在出版されている翻訳小説は、翻訳の技術の向上の結果なのでしょうが、意訳がされていて読みやすいようです。翻訳を学んでいる方には表現法等勉強になるのではないでしょうか。
今や翻訳小説は、ベストセラーのランキングの上位にもかなり入っているようです。映画化もされた「プラダを着た悪魔」や、韓国では50万部を超えるベストセラー歴史小説「孤将」も面白そうです。
もう1冊お奨め小説を取り上げるなら「リトル・トリー」でしょうか。この作者は48歳にして小説を書き始め、54歳で他界するまでたった4冊しか執筆しなかったというフォレスト・カーター氏です。幼い頃に両親と死別し、アメリカインディアンの血を引く祖父に育てられた作者が、幼少期の体験を綴った伝記的小説です。
「リトル・トリー」とは作者の子供の頃のインディアン名です。祖父や祖母の素朴な愛情や自然との語らいが、どこか昔懐かしさを思い出させる素敵な小説です。機会があったら是非読んでみて下さい。